三麻は、運の要素が強いゲームです
そのため三麻初心者が、中級者に対して数回の短期的な勝負で勝つこともよくあります
ただ三麻で長期的に勝つためには、『牌効率』『捨て牌読み』『鳴きの判断』『押し引きの判断』『オリの手順』など多くの戦術を学ぶ必要があります
しかし三麻をやり始めた頃は、
と悩むことがあります
この記事では、三麻で勝つために一番初めに学ぶべき戦術を紹介します
三麻で長期的に勝ちたいと考えている方は是非、この記事を参考にしてください
三麻で勝つために一番初めに学ぶべき戦術は、『牌効率』です
牌効率を覚えれば、今より確実に強くなれます
でも三麻初心者の中には、
お前の当たり牌を止めてやったぜ!
と友達に言われて、
捨て牌読み = 三麻で最も必要な戦術と認識する方が多いです
その結果三麻初心者は、『牌効率』より『捨て牌読み』を学びたいと考える傾向があります
僕も三麻初心者の頃は、捨て牌読みばかり勉強していました(笑)
でも三麻で勝つためには、絶対に牌効率を一番初めに学ぶべきです
牌効率とは、『最短で聴牌することを重視する打ち方』を指します
豆知識
例えば、下の手牌があるとします
みなさんは何を切りますか?
ここで打
とした場合、受け入れは、
(5種14枚)
となります
さらに平和&タンヤオ&一盃口が付くアガリの形である
になる可能性があります
ただし牌効率を最優先させる場合は、
打
or
となります
例えば、打
とした場合、受け入れは、
(6種20枚)
となり一盃口の役はなくなりますが、
打
と比較して6枚受け入れが増えます
このように役より最速で聴牌することを重視する打ち方を牌効率と言います
牌効率を一番初めに学ぶべき理由をまとめました
牌効率を一番初めに学ぶべき理由
順に詳しく解説します
三雀は、平均6巡目には誰か1人が聴牌しています
そのため三麻で勝つためには、誰よりも速く良い形で聴牌する必要があります
例えば、先ほど例に出した手牌があったとします
状況:東一局で点数が動いてない子の9巡目
三人麻雀が強い人のほとんどは、一盃口の役より牌効率を優先して、
打
or
とします
それだけ受け入れ枚数が6枚増えることは、大きいのです
さらに打
とした場合、聴牌が、
となり
と
待ちである
チャンポン待ちとなる可能性があります
一方、打
とした場合、
有効牌である
どれを引いてもリャンメン待ちとなります
例1:
例2:
例3:
このように牌効率を優先すると、誰よりも速くかつ良い形の聴牌が作りやすくなります
牌効率は、聴牌以外のほとんどの状況で使います
ただし局面によっては、牌効率を無視して打つこともあります
例えば、先ほど例に出した下の手牌があったとします
状況:南4局でトップとの差が1,2000点の子
手牌の状況はこれまでと変わりないです
しかし南4局で跳満もしくは満貫をあがらないと逆転できない状況です
この場合は、平和&タンヤオ&一盃口の高い手を狙うために、
打
とします
このように局面によっては、牌効率を無視して打つこともあります
ただし牌効率を理解すれば、
打点を重視した打ち方をしたのか?
それとも牌効率を重視した打ち方をしたのか?
と言った風に、打ち方の判断基準を作ることができます
『捨て牌読み』『鳴きや押し引きの判断』『オリの手順』は、三麻で勝つために非常に重要な戦術です
しかしこれらの戦術は、牌効率と比較すると使う場面がやや限られてきます
例えば、子からリーチが掛かりました
↓ 捨て牌
この捨て牌では、
切りからの
切りリーチであるため、
子の手牌の中に
がある可能性が高いです
よって索子の下の筋である
–
は危険牌です
このとき以下の手牌で
を引きました
この手は、清一、対々和の跳満が確定しています
そのため打
とします
つまり自分の手が良い時は、捨て牌読みは使わず、全ツッパします
また鳴きの判断は、鳴くタイミングが来て初めて使います
そして押し引きの判断やオリの手順も、三麻初心者の内は基本的に誰かがリーチしてから使います
このように『捨て牌読み』『鳴きや押し引きの判断』『オリの手順』は、牌効率と比較すると使う場面がやや限られてきます
どうでしたか?
牌効率の重要性を理解して頂けましたか?
ただ牌効率を勉強したいと思った方の中には、
牌効率ってどうやって学べば良いの?
と思った方がいると思います
この記事の最後に牌効率の学び方を紹介します
牌効率の学び方
始めに書籍で、牌効率の考えに沿った打ち方を学びます
ちなみに上の写真にあるウザク式麻雀学習 牌効率は、
『受け入れ枚数』+『打点』+『あがりやすさ』全てを加味して、どの牌を切るべきかを教えてくれます
そのためウザク式麻雀学習 牌効率は、牌効率を学びたい方に一番オススメしたい書籍です
なおインターネットにある記事で牌効率について勉強することも可能です
しかしインターネットの記事では多くの情報がバラバラに存在し、情報の取捨選択が難しくなります
一方書籍は体系的に情報がまとめられているため、集中して理解することができます
そのためインターネットの記事より書籍で牌効率について学ぶことをおすすめします
続いて書籍やインターネットの記事に記載されている何切る問題を解きます
何切る問題を解く事で、牌効率の考えに沿った打ち方を実戦形式で学びます
書籍で学んだ牌効率の考え方をもとに、ゲームや対人で実際に対局します
今まで牌効率を勉強してなかった人は、確実に聴牌する速度が速くなっているはずです
さらに対局中に、
あの牌を残しておけばもっと速く聴牌できたのに…
と悩むことができれば牌効率について考える癖が付いてる証拠です
牌効率を学ぶ上で、上手い人の打ち方を観ることも重要となります
今は麻雀のアプリで簡単に他のプレイヤーの対局を観ることができます
さらにYouTubeで三麻プロの対局を簡単に観ることもできます
そのため牌効率を書籍や実践だけで学ぶだけでなく、他のプレイヤーの打ち方を観て学びましょう
なお他のプレイヤーの対局を観る時に、自分ならこれを捨てるのにと考えながら、見ると更に牌効率の勉強になります
お疲れ様でした
今回は、三麻で勝つために一番初めに学ぶべき戦術は、牌効率であることを紹介しました
牌効率は他人から評価されにくいため、一見すると地味な技術です
しかし牌効率を勉強すれば、確実にアガリ率が上昇するため、今より三麻が強くなります
ですからみなさんも麻雀仲間にひっそりと差をつけるために牌効率を学びましょう!
三麻Lab | 運営者ウーピン君
三度の飯より「三麻」が大好きなウーピン君です
週末は三麻専門の雀荘もしくは、三麻仲間と麻雀を楽しんでいます
このサイトでは三麻初心者から中級者の方に、
三麻をより楽しんでもらえるような情報を配信しています
どの戦術から学べばいいのかわからない…