三麻の役を知る前に、麻雀の役を作るためのルールを知る必要があります
なお麻雀の役は、以下の5つのルールに沿って作る必要があります
役作りのルール
▼ 役作り5つのルールを詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
この記事では、役の名前の横に鳴きと喰い下がりに関する情報を記載します
鳴きと喰い下がりに関する情報
なおローカル役は喰い下がりがないため、喰い下がりの項目を記載しません
ただしローカル役には、ローカル役の採用頻度を記載します
ローカル役の採用頻度
始めに三麻で標準的に採用されている公式役から紹介します
↓ 捨て牌
自分のツモ番でテンパイしている時に、「リーチ」と宣言して1,000点棒を場に出すことで成立する役
リーチ時に河に捨てる牌は、横向きにする
↓ 捨て牌
リーチ後、一巡以内にツモまたはロンあがりすることで成立する役
リーチ後の一巡以内に誰かが、チー、ポン、カンすると一発は不成立となる
面前(メンゼン:暗槓を除き、一度も鳴いてない状態)でツモあがりした時に成立する役
完全先付けありでも、面前清自摸和のみで和了できる
全ての面子と雀頭を数牌2~8で作ることで成立する役
三麻では、喰いタンなし(鳴くとタンヤオが不成立)がよく採用される
全ての面子を順子かつ雀頭を役牌以外で揃えて、あがり牌の待ち方がリャンメン待ちの時に成立する役
三麻では、ツモあがりした時に平和が付かないルールがよく採用される
同じ種類の牌で同じ順子を2組揃えることで成立する役
↓ 東場
↓ 南場
東場であれば東、南場であれば南で刻子または槓子を作ると成立する役
自分の風 = 西家
現在の局における自分の風(東家、南家、西家)に対応する風牌で刻子または槓子を作ると成立する役
なお東場かつ自分が東家の状況で、東で刻子または槓子を作った場合、自風牌と場風牌が複合して、2翻となる
三元牌(白、發、中)のいずれか1つで刻子または槓子を作ると成立する役
カンをして王牌から引いた嶺上牌で和了すると成立する役
誰かが加槓した牌でロンあがりした時に成立する役
豆知識
槍槓で和了した時は、加槓が不成立となるため、カンドラはめくらない
牌山の最後の牌でツモあがりした時に成立する役
牌山の最後の牌を引いた人が捨てた牌でロンあがりした時に成立する役
↓ 捨て牌
親は配牌時、子は第一ツモの時点でテンパイしており、最初の捨て牌でリーチを掛けた時に成立する役
なお子の第一ツモの前に誰かが鳴いた場合は、最初の捨て牌でリーチをしても立直扱いとなる
1種類の数牌で123・456・789の順子を作ることで成立する役
対子(トイツ:同じ牌を2枚揃える)を7組み揃えることで成立する役
三麻では、4枚使い(同じ牌を4枚使う)の七対子を採用することが多い
全ての面子を刻子もしくは槓子で揃えることで成立する役
なお全ての面子を暗刻と暗槓の槓子で揃えた場合は、四暗刻(スーアンコウ)となる
暗刻もしくは暗槓の槓子を3つで揃えることで成立する役
シャンポン待ちでロンあがりした時の刻子は、他人の牌で刻子を作ったため、明刻扱いとなる
3種類の数牌全てで同じ数字の刻子もしくは槓子を作ることで成立する役
三麻では三色同刻は1もしくは9の数牌でのみ作ることができる
全ての面子を数牌の1もしくは9と字牌の刻子もしくは槓子で揃えることで成立する役
混老頭は対々和もしくは七対子と複合するため、実質4翻となる
全ての面子と雀頭に数牌の1、9もしくは字牌を含むことで成立する役
白、發、中のうち、2つで刻子もしくは槓子を作り、残り1つで雀頭を作ることで成立する役。
小三元は必ず役牌の役が2つ付くため、実質4翻となる
槓子を3つ揃えることで成立する役
槓子は暗槓、明槓問わない
全ての面子と雀頭を1種類の数牌と字牌で作ることで成立する役
全ての面子と雀頭に数牌の1、9を含むことで成立する役
同じ種類の牌で同じ順子を2組×2作ることで成立する役
二盃口は、簡単に言えば一盃口を2組作ることで成立する役
全ての面子と雀頭を1種類の数牌のみで作ることで成立する役
全ての1と9の数牌と字牌を揃え、そのうち1つを対子として揃えることで成立する役
↓ツモあがり
全ての面子を暗刻もしくは暗槓の槓子で揃えることで成立する役
シャンポン待ちでロンあがりした時の刻子は、明刻扱いとなるため、四暗刻は、不成立となる
三元牌(白、發、中)を全て使って刻子もしくは槓子を作ると成立する役
全ての面子と雀頭を字牌で刻子もしくは槓子を作ることで成立する役
風牌(東、南、西、北)のうち、3つで刻子もしくは槓子を作り、1つで雀頭を作ることで成立する役
全ての面子と雀頭を索子の2、3、4、6、8と發で作ることで成立する役
稀に發を面子か雀頭のいずれかに含めないと緑一色が認められないことがある
全ての面子と雀頭を数牌の1,9で刻子もしくは槓子を作ることで成立する役
全ての面子を槓子で揃えることで成立する役
槓子は暗槓、明槓問わない
1種類の数牌で1と9を3枚、2~8を1枚ずつ揃えて、1~9の数牌の1枚を加えることで成立する役
親が配牌時にあがりの形が完成している時に成立する役
子が配牌時にテンパイしている状態かつ第一ツモであがりの形が完成した時に成立する役
子の第一ツモの前に鳴きが入ると地和は不成立となる
テンパイの時点で3種類の数牌1、9と全ての字牌を揃えて、数牌1,9と字牌の13枚待ちになった時に成立する役
テンパイの時点で4つ暗刻もしくは暗槓の槓子を作り、雀頭の単騎待ちになった時に成立する役
風牌(東、南、西、北)を全て使って刻子もしくは槓子を作ると成立する役
テンパイの時点で1種類の数牌で、1,9を3枚、2~8を1枚ずつ揃えて、1~9の数牌待ちになった時に成立する役
続いて四麻では一般的に採用されないローカル役を紹介します
1種類の数牌で数字が連続する3つの刻子を作ることで成立する役
風牌(東、南、西、北)のうち3つ使って刻子もしくは槓子を作ると成立する役
三風刻を採用する場合は、基本的に北を抜きドラとして扱わない
流局時に自分の捨て牌が全て么九牌(1、9、字牌)である時に成立する役
自分の捨てた牌を誰かに鳴かれた時は、流し満貫は不成立となる
混一色 + 七対子で構成された役
小車輪を和了した時は、混一色と七対子の役はカウントしない
1種類の数牌で数字が連続する4つの刻子を作ることで成立する役
清一色 + 七対子で構成された役
萬子 + 字牌で構成された役
全ての面子と雀頭を索子の1,5,7,8,9と字牌の中のみで揃えると成立する役
順子を作れないので、緑一色より難易度が高い
流局時に自分の捨て牌が全て么九牌(1、9、字牌)だった場合に成立する役
自分の捨てた牌を誰かに鳴かれた時は、流し役満は不成立となる
全ての役を足した時に13翻もしくは14翻以上ある時に成立する役
三麻では、14翻から数え役満とすることが多い
子が配牌時にテンパイしている状態で自分の第一ツモの前にロンあがりした時に成立する役
地域や雀荘によっては、人和を倍満または、跳満扱いにすることもある
以上、三麻で採用される公式役とローカル役を全て紹介しました
特に三麻のローカル役は、全て採用する人もいれば、ほとんど採用しない人もいます
そして万一、役を採用しているつもりで和了した時に、
えっ!そんな役知らないよ…
と言われたら、
せっかくの楽しい三麻が台無しになります。
そのため初めてのメンバーで三麻をする時は、事前にどの役を採用するのか確認することをおすすめします
三麻Lab | 運営者ウーピン君
三度の飯より「三麻」が大好きなウーピン君です
週末は三麻専門の雀荘もしくは、三麻仲間と麻雀を楽しんでいます
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